コラム
交通安全に関する知識やノウハウを分かりやすく解説
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今すぐ無料相談「確認したつもり」が事故を招く。見落としを防ぐには、“何を見るか”を意識した目的ある確認が重要です。

先日、Yahoo!ニュースで、シニアカーとの事故により死亡事故 になったという記事が上がっていました。
私はコメントこそしていませんが、改めて感じたのは、
車から見ると位置が低く、視界の中に入りにくい。
そのため、確認不足による見落としが起きやすくなります。
人間の視野は、一般的に180度から200度程度 あると言われています。
しかし、縦方向の視野は70度から80度程度しかなく、実際には“横長”の視野構造になっています。
さらに問題なのは、
人は一点を強く見ようとすると、周囲への注意が弱くなります。
片目では4度から5度程度見えなくなるとも言われており、
例えば右左折時。
必要なのは、一方向を凝視することではなく、
左を見たら、次は右を見る。
そして右を見ている間にも、左側の状況は変化しています。
自転車は速いものだと、1秒で約8m進みます。
だからこそ、
特に右左折時の「しっかり確認する」とは、
左だけを見る。
右だけを見る。
こうした確認では、見落としのリスクが高まります。
そしてもう一つ重要なのが、
場面ごとに、
- どんな事故が起きやすいのか
- 何を警戒しなければならないのか
これを考えながら確認する必要があります。
ただ見るだけでは、事故は防げません。
「何を見るべきか」を理解して確認することが重要です。
その意識を身につけるうえで有効なのが、
事故の傾向を知ることで、
という予測ができるようになります。
すると、自然と見るポイントも変わってきます。
ぜひ、日々の確認動作の中で、
この意識を持っていただければと思います。
では、今日もご安全に。