コラム
交通安全に関する知識やノウハウを分かりやすく解説
交通安全の教育・研修をお考えですか?
サービスについて問い合わせる高校1年生の自転車事故が最多。原因は“慣れ始め”の油断。

自転車事故のデータを見ると、最も多いのは高校生が関係する事故です。
被害者としても、加害者としても、
高校生の割合が非常に高くなっています。
その中でも特に注目すべきなのが、
高校3年生と比較すると、
約1.6倍も多いというデータがあります。
これは、子どもの事故と同じく、
「慣れていないこと」が大きな要因です。
高校に入学すると、
通学距離が長くなり、自転車通学が増えます。
・これまで走ったことのない道
・交通量の多い道路
・複雑な交差点
こういった環境に、十分慣れていない状態で走行するため、
事故のリスクが一気に高まります。
さらに特徴的なのが、
毎年6月は、
自転車事故のピークを迎えます。
これは非常に重要なポイントです。
4月はまだ慎重に走っています。
「危ないかもしれない」という意識が強いからです。
しかし、5月、6月と時間が経つにつれて、徐々に慣れが出てきます。
本来であれば危ない状況でも、「大丈夫だろう」と判断してしまう。
・確認を省略する
・スピードが上がる
こういった行動が増え、事故につながります。
いわゆる「やってはいけない成功体験」が積み重なる時期です。
運転者側から見ると、高校生の自転車は特に注意が必要です。
・スピードが速い
・急な進路変更が多い
・安全確認が不十分なケースが多い
前提で見ておくことが重要です。
特に朝夕の通学時間帯、
そして6月前後は、リスクが高いと認識してください。
だからこそ、相手に任せるのではなく、こちらが先に備えること。
その認識を持って運転することが、
事故防止につながります。