コラム
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サービスについて問い合わせる速度差わずかでも衝撃は倍増。運動エネルギーが事故の重さを変える理由を解説。

3月20日に新名神高速道路で発生した重大事故。
この事故は、ながら運転が原因とされ、
衝突時の速度は82km/hだったと言われています。
しかし、この事故で本当に考えなければならないのは
「ながら運転」だけではありません。
もう一つの大きな問題は、
です。
当時、現場は工事の影響で制限速度が50km/hに引き下げられていました。
つまり、危険な状況を前提とした場所です。
本来であれば、大きく速度を落とすべき状況でした。
ここで一つ考えてみてください。
50km/hと82km/h。
その差はわずか32km/hです。
しかし、事故の衝撃を決める運動エネルギーは、
します。
計算すると、
82km/hでの運動エネルギーは、
になります。
つまり、
ということです。
この差は、事故の結果を大きく変えます。
同じ事故でも、
50km/hであれば助かる可能性があったものが、
82km/hでは
致命的な事故になる可能性が高まるのです。
しかも今回のように、
前方が渋滞で停止している状況では、
速度が高いほど
・発見が遅れる
・ブレーキが間に合わない
そのまま
します。
多くの運転者は、
と考えがちです。
しかしその
のです。
その速度には、
という意味が込められています。
特に
50km/hという低い制限が設定されている場合は、
速度は、命に直結します。
ほんのわずかな違いでも、
その結果は何倍にもなって返ってくる。
この事実を理解し、
日々の運転に活かしてください。