コラム
交通安全に関する知識やノウハウを分かりやすく解説
交通安全の教育・研修をお考えですか?
今すぐ無料相談「見ていたのに事故」はなぜ起きる?原因は視野の限界と目的意識の欠如。駐車場事故を防ぐ確認の本質を解説。

先日、Yahooニュースでコメントした事故についてお話しします。
観光バスが空港で人をはねてしまった事故です。
状況から考えると、
つまり低速での事故だったと考えられます。
「低速だから大丈夫」そう思っていませんか?
実は、徐行レベルでも死亡率は約0.4%あります。
さらに、
であれば、致死率はさらに上がると言われています。
特に注意しなければならないのが駐車場です。
なぜなら、
つまり事故が起きやすい環境だからです。
今回の運転者は「遠くを見ていて近くが見えていなかった」と話しています。
これは非常に重要なポイントです。
人は遠くにピントを合わせると→ 近くが見えにくくなる
さらに集中すればするほど→ 視野が狭くなる
人の中心視野は片目で約4〜5度しかありません。
つまり、それ以外の部分はほとんど見えていない状態なんです。
高齢者はさらに見つけにくい
特に高齢者は
ため、認知が遅れやすいという特徴があります。
ここで大事なのが目的意識を持った確認です。
ただ見るだけでは意味がありません。
確認には「目的」が必要
確認するときは必ず
これを明確にする必要があります。
例えば駐車するとき。
多くの人は駐車スペースばかり見ています。
しかし本当に重要なのは周囲に人がいるかどうかです。
死角は「人がいる前提」で見る
特に
は前方の死角が大きいです。
そのために付いているのがアンダーミラーです。
これは人がいる前提で確認するための装備です。
子どもはさらに見えない
さらに注意が必要なのが子どもです。
身長が低いため、
です。
だからこそ重要なのは「人がいる前提で確認する」ということです。
確認とはただ見ることではない、目的を持って見ることです。
ぜひ皆さんも「何のために、どこを見るのか」これを意識して運転していただければと思います。
では、今日も皆さんご安全に。
About the author
