コラム
交通安全に関する知識やノウハウを分かりやすく解説
交通安全の教育・研修をお考えですか?
サービスについて問い合わせる春は子どもの交通事故が最も増える季節です。特に放課後の時間帯は飛び出し事故のリスクが高まります。運転者に求められる注意点と、命を守るための具体的な行動を解説

毎年、3月後半から4月、そして6月にかけて増える事故があります。
子どもの死亡事故は、この時期が1年間の中で最も多くなると言われています。
特に多いのが
小学1年生や2年生といった低学年の子どもたちです。
新しい学校生活が始まり、通学路や生活環境が変わることで、
交通状況にまだ十分慣れていないことが大きな要因の一つと考えられています。
また、事故の発生時間帯にも特徴があります。
学校が終わり、友達と話しながら帰宅したり、遊びながら移動したりする時間です。
子どもたちは周囲の状況に注意が向きにくく、
突然道路に飛び出してしまうケースも少なくありません。
さらに、休日である土日については日中でも注意が必要です。
公園や住宅街の周辺では、
子どもが遊びながら道路に出てくる可能性があるため、
常に周囲への警戒が求められます。
子どもは大人と違い、
危険を予測する力、いわゆる危険感受性がまだ十分に発達していません。
目の前のことに意識が集中すると、
周囲の車の存在に気づかず、そのまま道路に飛び出してしまうことがあります。
特に住宅街や生活道路では、
建物や駐車車両の陰から突然子どもが出てくることもあります。
そのため、生活道路の交差点や見通しの悪い場所では、
そして、もう一つ意識してほしいのが
です。
これは、ブレーキペダルの上に足を置き、
いつでもブレーキを踏める状態で走行することを指します。
この準備があるかどうかで、停止までの時間は大きく変わります。
子どもの事故の多くは、ほんの一瞬の飛び出しによって起こります。
その一瞬に対応できるかどうかが、
春は新しい生活が始まる季節です。
しかし同時に、交通事故のリスクが高まる季節でもあります。
生活道路では速度を抑え、構えブレーキを意識する。
その運転が、子どもたちの命を守ることにつながるのです。