コラム
交通安全に関する知識やノウハウを分かりやすく解説
交通安全の教育・研修をお考えですか?
今すぐ無料相談最新の安全機能を搭載した車でも事故はなくなりません。交通事故防止に本当に必要なのは、ドライバー一人ひとりの安全意識です。

~ 自動車安全機能の進化が著しい。 ~
そして、最新の安全機能を備えた自動車を購入したドライバーは、
それだけで安全を手に入れたと勘違いすることがある。
しかし、自動車の安全機能とは、
ドライバーの安全意識を支える機能であり、自動的に事故を防ぐものではない。
そもそも自動車とは、安全な乗り物である。
そんな自動車が、日々、人を傷付ける交通事故を繰り返すのは、
自動車の欠陥ではなく、私たちドライバーの安全意識の欠落である。
人の過失をゼロにすることは不可能であり、不可能を期待したり、強制することは無益である。
私たちドライバーが備えるべき安全意識、それに基づく安全運転とは、
歩行者を守り、事故を回避することである。
夜間、高齢者が黒い服を着て、横断歩道ではない場所を横断していても、それを発見して事故を回避することである。
生活道路では
止まれる速度で走行し、
子どもが道路に飛び出してきても、
ブレーキを踏むだけで事故を防がなければならない。
次に重要なのは自動車相互の事故を回避することであり、それは互いに譲り合うことである。
つまり、私たちが身に付けるべき安全意識とは、
誰かのミスや過失が事故に発展しないよう、互いに支え合い、補い合うことを基本とする。
安全とは、ドライバー自身が実現すべき現実のことであり、
私たち一人一人の安全意識こそが、交通事故を半減させ、死亡事故をゼロにする。
安全とは、誰かのものではない。
誰か一人のための安全など、存在しない。
安全とは、多くの人たちと共有し、支え合い、補い合うことによって、初めて現実のものとなる。
1980年頃、心理学者のジェラルド・ワイルド博士は「リスクホメオスタシス理論」を発表し、
と訴えた。
今こそ、私たちはその言葉に耳を傾け、そのメッセージに付け加えるべき言葉を忘れてはならない。
「自動車の安全機能が進化しても事故は減らない」というメッセージに付け加えるべきは、
「交通事故を減らすために本当に必要なもの、
それは、何よりも私たちドライバー自身の安全意識である」
という言葉である。
安全とは、技術が与えてくれるものではない。
安全とは、私たち自身が安全意識を高め、運転行動を進化させることによって、
初めて実現することのできる、私たちが実現すべき交通環境のことである。
自動車の安全機能は、私たちドライバーの進化を待っている。
私たちが進化することで、交通事故のない、本当に安全な社会を実現することができる。
今、私たちは、そんな責任を問われる時代を生きている。
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