コラム
交通安全に関する知識やノウハウを分かりやすく解説
交通安全の教育・研修をお考えですか?
サービスについて問い合わせる見通しの悪い交差点で続く出会い頭事故。その多くに共通するのは「徐行していない」こと。10km/h以下と構えブレーキが事故を防ぐ鍵になる。

運転者のみなさん、こんにちは。
運転を科学する男、上西一美です。
最近、お客様から届く事故映像を多く見ています。
契約会社様には事故映像を教材化するサービスを行っており、
私が解説し、教育コンテンツとしてお返ししています。
その中で、非常に気になることがありました。
運送会社で2件、タクシー会社で1件。
車種は違いますが、事故の形はほぼ同じでした。
共通していた運転者の言葉は、
確かに、自転車は飛び出しています。
それは事実です。
ただし、ここで一度立ち止まる必要があります。
映像すべてに、明確な共通点がありました。
見通しのきかない交差点では、
道路交通法で徐行義務が定められています。
私は徐行を、
と定義しています。
止まろうと思えば、すぐ止まれる速度。
これが徐行です。
しかし、3件すべてが
明らかに徐行速度ではありませんでした。
この状態で
「相手の飛び出しだ」と言っても、
見通しの悪い交差点では、
自転車や歩行者が出てくるのは想定内です。
だからこそ、やるべきことは明確です。
これが、本当の徐行です。
事故を
「相手が悪い」で終わらせてしまうと、
プロドライバーに求められるのは、
相手より先に、自分の運転を整えること。
見通しの悪い交差点は、
最初から危険な場所です。
だからこそ、
・構えブレーキ
この2つを徹底する。
それが、
出会い頭事故を防ぐ最も確実な方法です。
では、今日も皆さんご安全に。

事故の共通点は「焦り」。焦ると認知→判断→動作の順番が崩れ、“動作が先”になる。事故を防ぐ鍵は、落ち着くことではなく「確認を先にする習慣」にある。

事故後面談で指導していませんか。再発防止に効果的なのは「指導しない面談」。主観と客観のズレに自ら気づかせることで運転行動は変わります。

事故を繰り返すのは本当に運転者だけの問題でしょうか。事故が減らない会社には共通する「管理者の習慣」があります。個人責任で終わらせない事故防止の本質を解説します。