コラム
交通安全に関する知識やノウハウを分かりやすく解説
交通安全の教育・研修をお考えですか?
今すぐ無料相談視力や反射神経は20代から衰え始めます。事故防止には年齢に合った運転と過信を捨てる意識が必要です。

問題:事故起こしやすい運転者とはどんなタイプ?
「自分は大丈夫」が事故を招く
私は今、Yahoo!のエキスパートコメンテーターとして、交通事故に関するコメントを書いています。
先日、免許返納に関するニュースにコメントしました。
この記事では、80代の父親に免許返納を促す方が取材され、説得の難しさについて語られています。
高齢者になるとやはり身体能力が衰えますから、事故を起こすリスクも高まります。
しかし実は、身体能力の衰えは「高齢者になってから」始まるものではありません。
もっと早い時期に、肉体は衰え始めます。
視力は20歳前後をピークに徐々に低下していくと言われています。
老眼だけではなく、
なども当然衰えていきます。
また、反射神経も同様に20歳前後をピークに低下していきます。
普段の生活の中では、その変化に気がつくことはあまりありません。
20代の頃と変わらないと思っている方は、スポーツやゲームなどをしてみると、若い頃との違いに気づくはずです。
そしてもう一つ、事故を起こすリスクが高い人に共通する特徴があります。
私はこれまで、交通事故を繰り返す運転者と数え切れないほど面談をしてきました。
その中で必ず共通しているのが、「自分だけは大丈夫」という認識です。
高齢者の事故は社会問題となっていますが、すべての高齢者が事故を起こすわけではありません。
事故を起こす人は、自分の能力を正確に捉えられていない人です。
これは高齢者に限らず、すべての年代に当てはまることです。
身体能力や視力の衰えは、止めることはできません。
しかし、その能力に合わせた運転をすることで事故リスクは下げられます。
逆に、「自分だけは大丈夫」と思っている運転者は非常に危険です。
特に、長年事故を起こしていない人ほど、根拠のない自信を持ってしまう傾向があります。
「今まで大丈夫だったから、これからも大丈夫」
この考えには、何の根拠もありません。
いつ事故を起こすかわからないという意識を持ち、
以前よりも慎重な運転を心がけることで、事故防止の可能性は高まります。
「まだ高齢者ではない」
「これまで事故を起こしたことがない」
これらは、何の根拠にもなりません。
高齢者の事故ニュースを見て、「自分は関係ない」と思う人ほど、実は危険です。
その思い込みがある限り、自分の能力の変化に気づくことができないからです。
しかし、身体は確実に変化しています。
能力は日々衰えていくものです。
だからこそ、
といった運転が重要になります。
また、集中力も長続きしなくなるため、長時間運転は避け、こまめに休憩を取ることも大切です。
事故を防ぐために必要なのは、今の自分の能力に合わせた運転です。
ぜひ、「自分は大丈夫」という認識を見直し、より安全な運転を心がけてください。
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