コラム
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今すぐ無料相談自動車の安全機能が進化しても、それだけで交通事故がなくなるわけではありません。事故防止に必要な安全意識と運転行動について考えます。

~ 事故が減る、事故を減らす ~
地元の会合で、「自動車の安全機能が進化することで事故が減っていいですね。
どんどん進化すれば、交通事故がなくなって、安心して暮らせます」と言われ、複雑な気持ちになった。
「いや、減れば良いのではなく、私たちの力で減らすことが大切なのです......」
と言いかけて、言葉を探した。
自動車、その安全機能が進化し、交通事故が減ることは、
私たちの社会にとって大切なことであり、そこに異論はない。
しかし......、と、私は思い続ける。
私たちにとって本当に必要なこととは、自分たちの力で事故を防ぐことである。
交通事故件数が減少を続けることは必要であるが、減れば良かったのではない。
交通事故が減り続け、死亡事故がゼロになるために必要なことを考え、
私たちの運転行動を進化させていくことが求められている。
そもそも、自動車とは安全な乗り物である。
自動車が事故を起こすのではない。
交通事故とは、人がぶつかる運転をした結果にすぎない。
この基本的な事実を私たちは忘れていた。
車は急に止まれない。だから、ある程度の事故は発生しても仕方がない。
それが当たり前なのだと、勘違いしてきた。
この誤った理解、認識が、交通安全管理の目的を曖昧にした。
交通安全管理とは、交通事故件数を減らすことが目的とされ、
交通事故件数が減ることで満足する、誤った社会的理解を常識に押し上げた。
自動車の安全機能が進化し、自動運転の実現が見え始めている現在だからこそ、
私たちは交通事故の本質を見失ってはならない。
事故が減ればよいのではなく、私たちの力、
つまり、私たちの運転行動を進化させることによって、事故を防ぐことが必要なのだ。
私たちの運転行動を進化させることで事故を減らすこと、それは、可能性の問題ではない。
私たちの社会の課題そのものである。
つまり、私たちが実現すべきは、
弱者を守り、互いに譲り合うことを基本とした運転行動であり、
それは、私たちが目指すべき新しい社会、新しい交通環境の姿だからである。
進化を続ける自動車安全機能の効果を十分に発揮させるためにも、
その前提として、私たちの安全意識、自らの運転行動によって交通事故を防ぐ気持ちを忘れてはならない。
私たちが安全運転を習慣にした時、
自動車は安全という機能を取り戻し、自由という本来の機能を発揮する。
私たちが安全であることの価値を理解し、
安全意識を高めることによって一人ひとりの安全運転を実現すること。
それこそが私たちの社会にとって大切なワンピースであり、
それらをつなぎ合わせることによって、
私たちは人と車が支え合う、新しい安全な交通環境を創り出すことができる。
私たちの安全意識という機能こそ、
進化させなければならない時代なのだと考えているのです。
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