コラム
交通安全に関する知識やノウハウを分かりやすく解説
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サービスについて問い合わせる点呼は単なる作業ではありません。事故を減らす教育の場です。伝えるだけで終わる点呼から、質問で考えさせる点呼へ。運転行動を変える具体的な問いの使い方を解説します。

点呼は単なる作業ではありません。
事故を減らすための、重要な教育の場です。
「伝える点呼」から「考えさせる点呼」へ。
運転行動を変える質問の使い方を解説します。
点呼は、単なる作業ではありません。
立派な仕事であり、運転者を教育する重要な場です。
だからこそ、
点呼の話し方ひとつで、交通事故の削減率は大きく変わります。
では、どのような点呼が理想なのでしょうか。
多くの現場で、点呼は
「伝える場」になっています。
そう言って終わる。
このやり方では、運転者は
ただ聞くだけになり、
事故を他人ごととして処理してしまいます。
理想の点呼は違います。
点呼は、考えさせる場なのです。
この順番は、決して逆にはなりません。
つまり、
点呼の本当の役割は、
「考えさせること」なのです。
例えば、交通事故が起きた事例を紹介したとします。
そこで点呼者が、
「気をつけましょう」
で終わらせてしまうと、
何も残りません。
では、どうすればいいのか。
答えは、シンプルです。
点呼では、ぜひ次の質問をしてください。
① この事故を見て、あなたはどう感じましたか?
② 今日の運転で、具体的に何をしますか?
この質問によって、
事故は
他人ごとから、自分ごとへ変わります。
そして、
「自分は、こう運転する」
という宣言が生まれます。
これは、運送業界の点呼に限った話ではありません。
一般企業の朝礼でも、まったく同じです。
私は、Yahoo!ニュースのコメンテーターをしています。
Yahoo!ニュースでは、
日々、多くの悲惨な交通事故が報道されています。
そうした事故を、
ぜひ社員の皆さんに紹介してください。
必要であれば、私のコメントも参考にしながら、
その事故から
「自分たちは、何をすべきか」
を考えさせてください。
そして最後に、
必ず宣言させてください。
それを言葉にした瞬間、
点呼や朝礼は、
単なる作業から
事故を減らす教育の場に変わります。
点呼は、
聞かせる場ではありません。
考えさせる場です。
点呼を変えれば、
交通事故は、確実に減らせます。
