コラム
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サービスについて問い合わせる事故後面談で否定していませんか。主観と客観のズレを責めた瞬間、防御・言い訳・労務トラブルへと発展します。再発防止につながる「責めない面談」の考え方を解説します。

事故後の面談で、否定していませんか?
主観と客観のズレを責めてしまうと、
そんな 危険な流れ を生み出してしまいます。
ここでは、再発防止につながる面談の考え方を解説します。
事故後の面談で、
絶対にやってはいけないことがあります。
それは、 運転者を否定することです。
事故を起こした運転者の多くは、
主観的な事実に基づいて事故を語ります。
ここで重要なのは、
多くの場合、運転者は嘘をついているわけではない
という点です。
本気で、
だけなのです。
つまり、
勘違いしているケースが非常に多い のです。
そこに、
ドライブレコーダーという
客観的な証拠をもとに、
そんな 責める口調 で話を始めた瞬間、
運転者の中で何が起きるか。
防御が始まります。
防御の第一段階は、
言い訳です。
次に、
自分を守るために
嘘を重ねるようになります。
そして最後に起きるのが、
反撃です。
この反撃は、
事故の話ではありません。
こうして論点はズレ、
労務トラブルへと発展していきます。
ここまで来てしまうと、
もはや 交通事故防止どころではありません。
最悪の場合、
離職という結果につながることもあります。
では、どうすればいいのか。
答えは、とてもシンプルです。
責めないこと。
そして、
考えさせること。
管理者が答えを押しつけるのではなく、
一緒に考える姿勢 を持つことが重要です。
事故後面談の目的は、
誰が悪いかを決めることではありません。
目的は、
次に、どう行動するかを決めること。
そのためには、
否定ではなく、
気づきを促す面談が必要です。
事故後の面談で、
否定した瞬間、事故防止からは遠ざかります。
責める面談ではなく、
一緒に考え、
気づかせ、
行動に移す面談へ。
その積み重ねこそが、
事故を繰り返さない現場をつくります。