コラム
交通安全に関する知識やノウハウを分かりやすく解説
交通安全の教育・研修をお考えですか?
今すぐ無料相談大型トラックやバスの脱輪事故で最も多いのは左後輪です。なぜ左後輪で脱落が多いのか、点検時の重要ポイントを解説します。

問題:トラックのタイヤの脱輪事故で、最も多いのはどのタイヤ?
正解:C.左の後輪
大型トラックやバスの車輪脱落事故では、左後輪に多く発生する傾向があります。
その理由の一つが、道路の構造です。
多くの道路は、中央が高く、左側へ緩やかに傾いています。
そのため、左側の車輪に荷重がかかりやすくなります。
さらに、右折時には遠心力によって左側に大きな力がかかります。
また、左折時には左後輪によじれるような力が加わりやすく、ホイールやボルトに負担がかかります。
そして、前輪と後輪では異常の気づきやすさも違います。
前輪であれば、
・ハンドルの振動
・操縦時の違和感
などで異常に気づくことがあります。
しかし、後輪は運転者が異常を感じにくいという特徴があります。
そのため、気づかないまま走行を続け、車輪脱落につながるケースもあります。
だからこそ、日常点検が重要です。
特に左後輪は、
・ホイールナットの緩み
・錆汁の発生
・ボルトの折損
・マーキングのずれなどを重点的に確認する必要があります。
国土交通省も、大型車の車輪脱落事故防止対策として、
脱落の多い左後輪を重点的に点検するよう呼びかけています。
「昨日まで大丈夫だった」ではなく、「今日も異常がないか確認する」ことが大切です。
車輪脱落事故は、重大事故や第三者被害につながる危険があります。
左後輪は重点点検。
異常の早期発見。
この積み重ねが、車輪脱落事故の防止につながります。
About the author
