コラム
交通安全に関する知識やノウハウを分かりやすく解説
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サービスについて問い合わせる交通事故では相手が悪くても自分に過失が生じる場合があります。事故原因や過失割合の考え方をもとに、回避するための運転行動を解説します。

私は、お客様の会社で実際に発生したドライブレコーダー映像を分析し、事故防止の解説を行うサービスをしています。
昨日届いた映像は、生活道路の交差点で発生した事故でした。
自転車が一時停止を無視して交差点に進入し、会社の車と出会い頭で衝突した事故です。
しかも、その自転車の後ろには子どもが乗っていました。
映像では、事故直後にお母さんの声が響いていました。
おそらく子どもは大きな怪我をしたのではないかと思います。
こういう事故を見ると、交通事故は一瞬で人の人生を変えてしまうものだと感じます。
この事故の原因は、基本的には自転車の一時不停止です。
つまり、ルール違反は相手側にあります。
しかし、こういう事故のときに必ず見ないといけないポイントがあります。
それは自分の過失です。
交通事故では、たとえ相手が大きく悪い場合でも
相手 70%
相手 80%
という事故であっても、
自分に20%〜30%の過失がつくことがあります。
ここで重要なのは、
その20%〜30%に注目することです。
なぜなら、その20%〜30%は回避できた可能性がある部分だからです。
つまり、回避できる運転行動がそこにあった可能性があるのです。
例えば、生活道路の見通しの悪い交差点。
そこでは何をしないといけないでしょうか。
答えは徐行です。
つまり、「相手が止まっていない」と言う前に、
自分が徐行していたのかを確認しなければいけません。
今回の事故映像を2件確認しましたが、
残念ながら2件とも徐行が守られていませんでした。
つまり、相手が違反している事故でも
ということです。
今回、飛び出してきたのは自転車でした。
しかし、もし同じ状況で子どもが飛び出してきたらどうなるでしょうか。
その場合、こちらが完全な加害者になります。
相手が一時停止をしていないという話は、通らなくなります。
だからこそ重要なのは相手の過失にこだわらないということです。
それよりも
これを考えることが大切です。
生活道路では自転車との事故が本当に多く発生しています。
その中で、
その答えの一つが
ということです。
事故は相手のミスだけでは防げません。
自分の運転行動を見直すことで、防げる事故もあります。
これが事故を減らす運転者の考え方だと思います。
では、今日も皆さんご安全に。