コラム
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サービスについて問い合わせる「酒気帯び」と「酒酔い」の違いを説明できますか?基準値があるのは酒気帯びのみ。法律の原則は“0%”。数値に潜む誤解と本当の意味を解説します。

皆さんは
「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」の違いを正確に説明できますか。
多くの方は、酒気帯び運転には基準値があることをご存じでしょう。
呼気1リットルあたり0.15mg以上で違反。
0.25mg以上になると、さらに重い処分になります。
これは数値で明確に示されています。
しかしーーー
ろれつが回らない。
まっすぐ歩けない。
受け答えがおかしい。
こうした外見上の状態から、
警察官が「正常な運転ができないおそれがある」と判断すれば、
つまり
ここで重要なのが、道路交通法第65条です。
条文にはこう明記されています。
“基準値まではOK”とは、
どこにも書かれていません。
酒気帯びの基準値は、
あくまで取締りのための数値基準。
アルコールは
・判断力を鈍らせ
・注意力を低下させ
・リスクを過小評価させます
自分では冷静だと思っていても
反応時間は確実に遅れます。
プロドライバーであればなおさら
それが組織としての覚悟です。
基準値という数字に安心しないでください。
その意識が、事故を確実に防ぎます。

事故の共通点は「焦り」。焦ると認知→判断→動作の順番が崩れ、“動作が先”になる。事故を防ぐ鍵は、落ち着くことではなく「確認を先にする習慣」にある。

事故後面談で指導していませんか。再発防止に効果的なのは「指導しない面談」。主観と客観のズレに自ら気づかせることで運転行動は変わります。

見通しの悪い交差点で続く出会い頭事故。その多くに共通するのは「徐行していない」こと。10km/h以下と構えブレーキが事故を防ぐ鍵になる。

事故を繰り返すのは本当に運転者だけの問題でしょうか。事故が減らない会社には共通する「管理者の習慣」があります。個人責任で終わらせない事故防止の本質を解説します。