コラム
交通安全に関する知識やノウハウを分かりやすく解説
交通安全の教育・研修をお考えですか?
今すぐ無料相談安全運転は知識だけでは身につきません。事故防止につながる運転習慣は、まず実践してみることから始まります。

◇まずはやってみる◇
今日は午前中のVOICYで、「習慣化」についてお話ししました。
ただ、習慣というのは簡単には変えられません。
新しいことを始めようとすると、
「忙しいから」
「難しそうだから」
「続かないと思うから」
といった理由が、次々と頭に浮かんできます。
これは当然のことです。
人は新しいことを始める時にエネルギーを使います。
そして脳は、エネルギーを使うことを嫌う性質があります。
だからこそ、「できない理由」を先に探してしまうのです。
私自身、習慣化によって最も大きく変わったのは、車間距離です。
昔の私は、決して車間距離が長い運転者ではありませんでした。
むしろ今と比べると、かなり短かったと思います。
しかし現在は、昔とは比べものにならないほど車間距離を取るようになりました。
そして面白いことに、習慣になると元に戻れなくなるのです。
例えばシートベルトもそうです。
私たちの世代をご存じの方は覚えていると思いますが、昔はシートベルトが今ほど当たり前ではありませんでした。
義務化された当初は、「面倒だな」と感じていた人も多かったと思います。
しかし今では、「シートベルトをしない方が気持ち悪い」という人も多いのではないでしょうか。
私自身も、
・運転席
・助手席
・後部座席
すべてでシートベルトを着用しています。
着けない状態の方が違和感があります。
車間距離も同じです。
今の私に、「昔の車間距離で走ってください」と言われても、おそらく怖くてできません。
つまり、最初は嫌だったことが、習慣になると当たり前になるのです。
そして、当たり前になると元には戻れない。
だからもし、「自分の運転を変えたい」と思っているのであれば、
まずは一度やってみることが大切だと思います。
よく車間距離の話をすると、「割り込まれるから無理です」という声があります。
確かに割り込まれることはあるでしょう。
でも、本当に毎日何十回も割り込まれますか?ということです。
もちろんゼロではありません。
しかし、「思っているほどではない」というケースも多いと思います。
むしろ私は、車間距離が短い人ほど割り込まれると感じています。
なぜなら、短い隙間に無理に入られてしまうからです。
車間距離を十分に取っていると、割り込まれたという感覚すらほとんどありません。
それほど心にも余裕が生まれます。
だからこそ、「できない理由」を考える前に、「まずやってみる」ことが大切なのです。
やってみて、本当にできなかったのであれば、その時に考えればいいと思います。
しかし、やる前から諦めてしまうと、危険な運転習慣は何も変わりません。
事故を起こしてしまう習慣を残したままでは、事故のリスクも残り続けます。
だからこそ、
・気になっていること
・誰かから指摘されたこと
があるのであれば、まずは一度やってみることをおすすめします。
習慣は、一日では変わりません。
しかし、最初の一歩は今日から踏み出せます。
ぜひ、事故を防ぐための新しい習慣づくりに取り組んでいただければと思います。
では、今日も皆さんご安全に。
About the author
