コラム
交通安全に関する知識やノウハウを分かりやすく解説
交通安全の教育・研修をお考えですか?
今すぐ無料相談「その他の危険」の標識は、警戒標識では表せない危険を知らせるサインです。補助標識の内容を確認し、危険に応じて運転を変える重要性を解説します。
.png&w=3840&q=75)
皆さん、こんにちは。
株式会社人と安全研究所の渡邉です。

道路を走っていると、このような標識を見かけることがあります。
この標識は、「その他の危険」を示す警戒標識です。
「その他の危険」と聞いても、具体的に何が危険なのか分からないため、
「とりあえず注意しておけばいいのかな」と思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、この標識を見たときに大切なのは、「!」だけを見て終わらないことです。
「!」は「この先、何か危険があります」というサインなんです!
道路には、「急カーブ」「踏切あり」「落石のおそれあり」など、さまざまな危険を知らせるそれぞれの警戒標識があります。
一方で、既存の標識だけでは表現しにくい、その場所特有の危険や複合的な危険もあります。
そうした場合に使用されるのが「その他の危険」の標識です。
つまり「!」は、
「この先には、通常とは違う危険があるかもしれません」という、ドライバーへの注意喚起なのです。
ここで、ぜひ覚えておいていただきたいことがあります!
それは、
ということです。
「その他の危険」の標識には、補助標識が設置されていることがあります。
補助標識には、その場所で注意すべき具体的な危険が、
「路面凍結注意」
「強風注意」
「雪崩注意」
などのように示されている場合があります。
「!」だけでは、「何に注意すればいいのか分からない」という状態です。
しかし、補助標識まで確認すれば、
「この先は強風に注意しなければいけないんだ」
「路面が凍結する可能性があるんだ」
というように、危険を具体的にイメージすることができます。
「!」の標識を見て、「何か注意なんだな」と思っただけで通過してしまえば、せっかくの情報を十分に活かせていません。
大切なのは、
①「!」を見つける
②補助標識を見る
③何が危険なのかを理解する
④自分の運転を変える
というところまで行うことです。
これが、本当の意味で「標識を見る」ということではないでしょうか。
そして、
この一連の行動ができるドライバーは、道路から発信されている「危険のサイン」をしっかり受け取ることができます。
例えば、「強風注意」と書かれていたとします。
その場合、「強風があるかもしれない」と分かれば、
・速度を落とす
・ハンドルをしっかり保持する
・車線内の位置に注意する
など、具体的な運転行動につなげることができます。
また、「路面凍結注意」であれば、
「急ブレーキや急ハンドルを避けよう」
「車間距離を長めに取ろう」
「速度を控えよう」
というように、危険に応じた運転ができます。
つまり、補助標識は「何に注意するのか」を具体的に教えてくれる重要な情報なのです。
「その他の危険」の標識は、
単に「注意してください」という標識ではありません。
その場所にある「特別な危険を知らせる重要なサイン」です。
そして、補助標識が設置されている場合には、そこに書かれている内容まで確認することが非常に大切です。
そして、「読み取った情報を、運転行動に反映する」。
安全運転とは、こうした小さな意識の積み重ねです。
道路は、私たちに「危険」を教えてくれています。
今回のコラムが、
みなさん一人ひとりの
「いつもの運転」を見直すきっかけになれば幸いです。
それでは、皆さんご安全に!