コラム
交通安全に関する知識やノウハウを分かりやすく解説
交通安全の教育・研修をお考えですか?
今すぐ無料相談Uターン事故では、転回車と後方から来た直進車の双方に過失が認められる場合があります。基本的な過失割合と、事故を防ぐ確認方法を解説します。
.png&w=3840&q=75)
問題:A車がUターンしようとしたところ、後方から直進してきたB車と衝突しました。
基本的な過失割合に近いものはどれでしょうか?正解:A.A車80:B車20
道路上でUターンするA車と、後方から直進してきたB車が衝突した場合、
基本的な過失割合は、A車80:B車20が目安です。
道路交通法第25条の2では、
歩行者やほかの車両の正常な交通を妨げるおそれがある場合、Uターンしてはならないと定められています。
Uターンは、通常の交通の流れを大きく横切る動きです。
そのため、周囲の安全を確認してからUターンするA車の責任が重くなります。
一方、直進していたB車も、必ず過失がゼロになるわけではありません。
前方のA車が減速したり、道路の右側へ寄ったり、右の指示器を出したりしていれば、
「右折やUターンをするかもしれない」と予測できる場合があります。
そのため、前方不注視などの事情があることを前提に、基本割合ではB車にも一定の過失が認められています。
特に危険なのが、前方車が減速した直後に追い抜こうとすることです。
前方車がUターンを始めると、進路をふさがれ、逃げ場がなくなる可能性があります。
前方車に不自然な動きがあれば、まずアクセルから足を離して速度を落としてください。
右の指示器を確認しても、すぐに追い抜こうとせず、相手の動きを見極めることが大切です。
Uターンする場合は、指示器を出すだけでは不十分です。
- ミラーと目視で後方を確認する
- 直進車との距離や速度を確かめる
- 正常な交通を妨げるおそれがある場合はUターンしない
この判断を徹底してください。
ただし、過失割合は事故の状況によって変わります。
A車が適切な合図を出していなかった、
Uターン禁止場所で転回した、
B車に速度超過があった、
などの事情によって、基本割合が修正される場合があります。
「直進車が止まってくれるだろう」
「前の車は右折するだけだろう」
と決めつけてはいけません。
相手の次の動きまで予測することが、Uターン事故を防ぎます。
About the author
