コラム
交通安全に関する知識やノウハウを分かりやすく解説
交通安全の教育・研修をお考えですか?
今すぐ無料相談事故惹起者研修は、事故を起こしたドライバーの引退や重大事故を防ぐために重要です。事故を繰り返さないために必要な向き合い方を伝えます。
.png&w=3840&q=75)
昨日は、夕方にミーティングをしていました。
何のミーティングかというと、事故惹起者研修の内容についての打ち合わせです。
その中で出た話を、今日は皆さんにもお伝えしたいと思います。
このコラムを読んでいる方には、あまりいらっしゃらないかもしれません。
でも、事故を繰り返す人に対して、僕が一番嫌なのは何かというと、
最終的に事故が原因で引退してしまうことなんです。
特にプロドライバーですね。
僕は9年半、タクシー会社にいました。
残念ながら、その当時の僕には事故を減らす力がありませんでした。
その結果、事故をきっかけに辞めていった方が何人もいました。
その中には、70歳近いベテランの方もいました。
今でも名前を覚えています。
その方には、最終的に事故を理由に辞めていただきました。
その時は、奥様も会社に来られました。
僕はその方に、「もし人をはねてしまったら。」
「もし人を亡くならせてしまったら。」
そうなってから引退するのでは遅い。
だから、そろそろ車を降りた方がいいんじゃないですか。
そんな話をさせてもらいました。
今振り返ると、もし今の自分の知識や能力があったなら、
もう1年、2年と安全に乗っていただけたのかもしれない。
そう思うことがあります。
あの時の自分には、そのスキルがなかった。
そこには、今でも悔しさがあります。
だから僕が事故惹起者研修をする時は、
本当に「事故を繰り返して引退してほしくない」という思いでやっています。
しかも、一番最悪なのは、大きな事故を起こしてしまうことです。
場合によっては、刑務所に入ることだってあります。
事故を繰り返す人は、最終的にそういう可能性もあるんです。
もちろん、これは最悪のケースの話ですよ。
でも、そういう未来だけは避けてほしい。
タクシー会社時代に、事故が原因で辞めていった方々を元に戻すことはできません。
でも、今目の前にいる人の運転行動を変えて、事故をなくすことはできるかもしれない。
そう思って、この仕事をやっています。
だから、事故を繰り返す人に対しては、運行管理者の皆さんにも、そういう思いで向き合ってほしいんです。
そして、このコラムを読んでいる方の中で、
最近事故をしてしまったという方がいるのであれば、本当に繰り返してほしくありません。
昨日のミーティングでも、その話をうちのメンバーにしていました。
一度事故を起こしたら、それはラストチャンスだと思ってください。
そのラストチャンスをどう生かすか。
事故から何を学び、何に気づき、運転行動を変えるのか。
そこが本当に重要です。
もちろん、一番いいのは事故をする前に運転行動を変えることです。
でも、もし事故をしてしまったのであれば、その経験をきっかけに運転を見直していただけたらと思います。
では今日も、皆さんご安全に。
About the author
